年明けに毛馬閘門の補強工事で調査・検査に弊社従事させて頂きました。
大阪の人たちは御知りかもしれませんが今の閘門と水門を右に見て
大川を渡った土手に(堤の上に)江戸時代中期の俳人または画家として
名高い与謝蕪村の句碑と生誕地碑があります。
毛馬で生まれ育った与謝蕪村は20歳ころまでに江戸に下った後生涯この地を
踏むことはなかったが晩年の作品(春風馬堤曲)の中で故郷を懐かしんだ
場面があったそうです。
この閘門は明治時代の終わりころ新淀川の開削と併せて分岐する大川に
流下する水量調節と航行する船の水位調整の為に設置されたそうです。
何ともダブルで赴き深い地での仕事でした。
自分たちの赴いた現場の魅力の再発見、だからあちこち行くことのできるこの業界に
改めて感謝した今日でした。
ご安全に (Y・F)