猛暑の最中、当社はお盆明けから鋼製部材点検調査に従事することになりました。
箱桁の中に入り、画像赤く塗りつぶした部分が溶接線となりますので全溶接線に対してET(過流探傷)を
行います。ソールプレートやダイヤフラム、主桁の切欠き部、補剛材、そして主桁と横桁の接合部等多種多様に
溶接部は存在する中抜けの無いようにチェックシートを事前に作成しイメージします。
一番のネックは何と言っても暑さ!!猛暑の最中、箱桁内の温度は想像を絶するものがあります。
換気ファンなんか気休め程度!!夜間でも熱は残っているのでサウナみたいなもん。
故に前段取りで勝負し箱桁内では通常の思考は鈍ってきます。これはどんな熟練者でも同じ。
なぜ、このような時期にと言いたいところではありますが、、、、、仕事あっての当社なのでありがたく
受けました。あまりETは物量が年間を通じて少ないのですがこれを機に若手はより一層の経験を積める場でも
あるのである意味貴重ではないかと思います。
※実際の箱桁内部
仕事後のBEERは格別になるでしょう!!(Y.F)2017-07-26